功房伍の理念◇山を守る生命にとって最も大事な空気や水、それは山からつくられます。日本人は、いにしえの時代から山を畏れ祀り感謝するというあたりまえの生活がありました。山を守るということは命をつなぐこと。
山がダメになるということは、あたりまえのように吸う空気、飲む水、立つ大地、すべてにひびくこと。 緑がなくなったら、誰も生きていけません。その恩恵にあずかっているみんなの「代わりに」山を育てている人たちを、どうしたら支えられるのでしょう? 簡単な答えがひとつあります。それは「木を使うことで山をよみがえらせる」ということ。 山の木が活かされる道があれば、木を出してもそれなりのお金にはなり、やっていけるのですから。 山がなくなってしまってもいいのでなかったら、ちゃんと考えましょう。「国産材よりちょっと安いから」外材を使う、プラスチックや新建材でいい、っというのでなくて。「木の家に住めないだろうか」「木の机を使えないか」「木のガードレールにできないか」「木で暖をとれないか」・・・。考えてみれば、昔はほとんど木でまかなってきたのですから、 できることは、たくさんあります。そして、きっと、そうしたことが気持ちよく暮らせるはずです。人と木は、本来、相性がいいものなのです。 功房伍では、林産業への還元保護と、自然と人とが共生するあるべき形を復興し、日本の美しい景観を次世代に継ぐためのフォーメーションを構築しております。 具体的には、早くから日本でシックハウス問題に取り組む尾竹一男建築研究所の監修のもと、化学物質過敏症の方にも使うことができた貴重な林業産地の流通を興し、より心配の少ないものを求める消費者の方への情報提供や心ある建築会社へのエデュケーション活動、さらにコミュニティビジネスモデルの構築などによって都市と産地を環に結び合わせ心と資金を循環させる活動を行っています。 功房伍の環が広がることによって、日本の伝統産業を見直す動きや、具体的な植林活動に関わりたい方が増えたり、自然に感謝する人達が増え、日本人が幾千年も大事にしてきた林産地の復権の一助となり、子供たちの世代へ大事な景観や環境を受け渡していけたらと考えております。 ◇自立した個と社会にむけて複雑化した現代社会は様々な解決困難な問題が発生しています。
環境問題や林業だけの問題ではなく、政治のせい、社会のせい、人のせいといってしまって片付けることが出来ない問題が散在しています。もしそのような状況に自分や身の回りの大切な人が巻き込まれてしまった場合、一番重要なことは夢や希望や理想などではなく、現実に解決し実践していくことです。 そして身近に深刻な問題が発生したときには、個々に解決する力が必要とされている時代です。 功房伍では、環境問題が個人に及ぼす影響に対する自立的解決手法の情報発信と教育システムや地方経済における自立的産業の仕組みづくりに関する情報発信や教育活動を行い、自立した個と社会の形成に寄与してまいります。 |
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