◇私達の使命世界中には目利きの職業があります。
彼らはソムリエやマイスターや師といった称号で呼ばれています。 目利きとは、物事や人物についての造詣を深め、真偽・良否を鑑定することです。 私たちは意識しようとしまいと生活する上において日々何かを選び何を買うかという選択を常にし決断を迫られています。 そしてその選択肢の裏側にあるのは、選ばれた側や売った側を支持するという意味をも含まれており、このことは金銭を通じたあたかも投票のように、今後の社会のあり方や方向性を決めていく事になってくるわけであります。 私たち功房伍では、より心配の少ない建材や製品の流通を通して、 ①生産地域の景観保護につながる還元が果たされること ②地域産業の育成や発展につながること ③伝統技術や文化の継承の機会を作ること を行い、地域と都市をつなぎお金と心を循環させていくというミッションを設定し、ひとつひとつの事柄に対して吟味し検討を重ね将来に対する社会的な影響も含め、目利きという言葉にふさわしいものを発信していきたいと思います。 ですから、巷にあふれる安心や安全といった言葉を私たちは容易に使うことはありません。 功房伍のウェブサイトを訪れる方たちに、将来に対して何を望みどんな社会を創っていくのかということ、そして日々選択する買い物を通じた投票について考えるきっかけとなれば幸甚であります。 しかし化学物質過敏症に罹った人達にとっては、魅力的なキャッチコピーも企業イメージ広告といいったものも、まったく判断基準にはなりません
なぜなら、野菜そのものだけでなく畑の数キロ周辺で農薬が撒かれていないかどうか、また土壌の残留農薬の有無、堆肥に使われた家畜が食べる飼料の農薬の有無や添加物に至るまで、いとも簡単に見破ってしまう能力を持っているからです。 患者さんといっても、重度な方ほど内臓疾患やガンに罹る方が極端に少ない特徴が見られ、複数の患者さんが使えるものであれば、広告宣伝やキャッチコピーに惑わされることなく、より心配の少ないものであるということは、ひとつの判断基準になり得ると私たちは考えております。 そして特に、住宅業界では化学物質過敏症患者さんへの対応に関してはタブーとされており、きちんと対応できる住宅会社は日本に一社もない現状に対して、また自然素材を用いる住宅会社が軽度の化学物質過敏症の方に対応できたことをひとつのセールスポイントと捉えて、きちんとしたノウハウもなく化学物質過敏症患者に対応するという危うい広告を出し、次々に被害者を出し、現れては消えていくという無責任な住宅会社に対して、一石を投じることも必要であると感じております。 『住宅が人殺しを始めていると思った。建築を生業とする者の一人として許せないと思った。』 『以前は全く知られていなかったから、主婦が怠け者と言われて家を追い出されたり離婚されたり、連絡がつかないと思ったら公園で首を吊っていたり、とにかくひどかった。こんなことが起きているのを世の中に知らせないとと思ったんだよ。』 功房伍のアイテムのほとんどは、まだ世の中に化学物質過敏症という言葉が知られていなかったときから、患者達の声なき声を聴き、医療関係者や市民活動家も巻き込んで法改正まで踏み込んでいった孤高の建築家によるものであります。 尾竹一男建築研究所監修のもと、アイテムやそのノウハウを通じて、出来る限り広く世の中にお知らせしていくことを目的としています。 工房ではなく功房、
|
Concept功房伍のコンセプトと社会的使命
More Story 功房伍について
About us コンセプト Concept 活動内容 Activities 組織概要 Organization |